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2022.10.24

【三重・伊勢】おかげ横丁の食べ歩きや絶品グルメ12選!<2022年>

昔も今もたくさんの参拝客で賑わう伊勢神宮。お伊勢参りの際ぜひ立ち寄ってほしいのが「おかげ横丁」です。地元グルメが楽しめる名店やお土産屋さん、体験施設など伊勢の魅力が存分に堪能できるお店が勢ぞろい!

今回は伊勢を代表する老舗をはじめ、ここでしか味わえないグルメをご紹介します。

※この記事は2022年10月14日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。

記事配信:じゃらんニュース

おかげ横丁とは

おかげ横丁

「おかげ横丁」は、伊勢土産からグルメまで地元の魅力がつまった話題の町。伊勢神宮内宮鳥居前町の真ん中に、お伊勢さんの「おかげ」という感謝の気持ちを込めて1993年にオープンしました。

約4000坪の広大な敷地に広がる、江戸から明治期にかけての伊勢路の伝統的な建築物を移築・再現した町並みを歩けば、まるでタイムスリップしたような気分になれそうです。

(画像提供:おかげ横丁)
昔ながらの伊勢路の風情が堪能できる町並み

伊勢では狭い路地のことを「世古(せこ)」と呼びます。その多くは姿を消しましたが、今でも伊勢の暮らしの中で生き続け子どもたちの遊び場になっているところもあるそうです。おかげ横丁にも「井戸の世古」と「わらわの世古」の二つがあります。

また伊勢には昔から、毎月朔日(ついたち)に神宮に参拝する「朔日参り」という風習があります。普段より早く起き、無事に過ぎた一カ月に感謝し、新しい月の無事をお祈りするというもの。おかげ横丁では、毎月朔日の早朝より「朝粥」などを用意して、朔日参りの参拝客をおもてなししています。

おかげ横丁では季節ごとの催しの他、体験教室、寄席、朝市、和太鼓、紙芝居など様々な楽しみ方ができるのも魅力のひとつ。三重の老舗の味から名産品、歴史や風習に人情まで、一度に体感できる嬉しいスポットです。

■おかげ横丁
[住所]三重県伊勢市宇治中之切町52
[営業時間]9時30分~17時(季節により異なる)
[定休日]なし
[アクセス]近畿日本鉄道宇治山田駅・JR伊勢市駅よりバスで20分「神宮会館前」停留所下車徒歩1分
[駐車場]なし
「おかげ横丁」の詳細はこちら

(画像提供:おかげ横丁)

おかげ横丁のおすすめグルメ

赤福本店

伊勢と言えばやっぱり「赤福」。お番茶と一緒にどうぞ

(画像提供:赤福)
看板には金色の大きな「赤福」の文字、140年余り大切に守られている建物

伊勢名物と言えば「赤福」。創業はなんと1707(宝永4)年、現在の建物は1877(明治10)年に建て直されたものです。のれんをくぐると朱塗りのかまどから湯気が立ち昇り、番茶を焙じる香ばしい香りが漂っています。

(画像提供:赤福)
店内メニュー「盆」赤福餅2個入り(番茶付き)250円

営業開始はお伊勢参りができる時間に合わせて、早朝5時から。畳敷きの座敷と五十鈴川を見渡せる縁側で「赤福餅」を食べることができます。

お箸で食べるのは、お餅が食事代わりであった頃のなごりだとか。赤福餅の独特な形は、伊勢神宮神域を流れる五十鈴川(いすずがわ)のせせらぎをかたどり、餡(あん)につけた三筋は清流をイメージし、白いお餅は川底の小石を表しているそうです。

(画像提供:赤福)
赤福の歴史に思いを馳せながらほっと一息

一緒に提供される番茶は、有機栽培で育てられた三重県産の「伊勢茶」。赤福餅に合うようにブレンドされた特別なものです。こだわりの番茶とともに伊勢の味を堪能してくださいね。

■赤福本店
[住所]三重県伊勢市宇治中之切町26
[営業時間]5時~17時(繁忙期時間変更有)
[定休日]なし
「赤福本店」の詳細はこちら

(画像提供:赤福)

フルーツラボ

食材はもちろん絞り方にもこだわった「フレッシュジュース」

(画像提供:おかげ横丁)

「フルーツラボ」は果物を丸々絞ったフレッシュジュースのお店。店長が自ら吟味した果物を使用し、注文ごとに目の前で“特別なジューサー”で作る自慢のドリンクが楽しめます。

(画像提供:おかげ横丁)

“特別なジューサー”とは、金属の刃物を一切使用しない低速回転ジューサーのこと。石臼式のスクリューで果物から果汁を絞り出すので、栄養素を損なうことなくおいしいジュースが出来上がるそうです。

(画像提供:おかげ横丁)

店頭には新鮮な果物がズラリ!メニューは季節ごとに変わるので、訪れる度に旬のおいしさが楽しめますよ。

(画像提供:おかげ横丁)
季節のフルーツを使った「フレッシュジュース」410円~
(画像提供:おかげ横丁)
店内にはイートインスペースも!
(画像提供:おかげ横丁)
「クラッシュゼリーフルーツ」430円

ジュースの他にフルーツが堪能できるメニューは、5種類の果物と蜂蜜レモンのゼリーが入った「クラッシュゼリーフルーツ」。さっぱりした味わいが特長で、混ぜて食べるのがおすすめです。

(画像提供:おかげ横丁)

店内から見た「世古」の風景も、情緒があって素敵ですね。

■フルーツラボ
[住所]三重県伊勢市宇治中之切町52
[営業時間]10時~17時(LO16時30分 ※季節により異なる)
[定休日]なし
「フルーツラボ」の詳細はこちら

(画像提供:おかげ横丁)

傳兵衛

歯ごたえパリパリ!手軽に食べられる「きゅうりスティック」

(画像提供:おかげ横丁)

「伊勢たくあん」は江戸時代、お伊勢参りにやってきた多くの参拝客の保存食として大活躍!その味を今もなお守り続けているのが「傳兵衛」です。店先には大きな漬物樽や、おいしそうな漬物が並んでいます。

初代の岩尾傅兵衛さんが、百姓の傍らたくあんを作っていたこともあり、お店では伊勢平野で採れた季節ごとの新鮮な野菜を漬物にして販売しています。

(画像提供:おかげ横丁)
「きゅうりスティック」1本 150円
(画像提供:おかげ横丁)
よく冷えていてパリパリの歯ごたえがたまらない♪

店頭で楽しめるのが「きゅうりスティック」。1本丸ごと浅漬けにしたきゅうりを棒にさしたもので、程よい塩加減がやみつきになる味わいです。

(画像提供:おかげ横丁)
お店のシンボル「傳兵衛猫」がお出迎え

春は若抜き大根、日の菜、夏は甘うり、しょうがなす、秋は柚子や白菜など季節の漬物が販売されています。そして根菜類のおいしい冬は、砂糖しぼり大根や“伊勢の幻の小菜”とも呼ばれている朝熊小菜が登場。漬物を食べて四季を感じるのも風情があって素敵ですね。

■傳兵衛
[住所]三重県伊勢市宇治中之切町52
[営業時間]9時30分~17時(※季節により異なる)
[定休日]なし
「傳兵衛」の詳細はこちら

(画像提供:おかげ横丁)

若松屋

おやつ感覚で気軽に食べられる名物「さつま揚げ」

(画像提供:おかげ横丁)

伊勢の台所と呼ばれた河崎で、明治38(1905)年に創業された「若松屋」。先代より受け継いだ、昔ながらの製法で蒲鉾、はんぺい(はんぺん)を作り続ける老舗です。

おすすめは気軽に食べられる「チーズ棒」や「たこ棒」、「いか棒」など。素材の味がしっかりでプリプリ食感のさつま揚げは、店頭で食べることもできます。

(画像提供:おかげ横丁)
揚げたての「さつま揚げ」1本 380円~
(画像提供:おかげ横丁)
9種類の具材入りの「ひりょうず」1個 400円

その他、プリッとした海老の食感とマヨネーズの風味が味わえる「えびマヨ棒」、ホタテとあさりがたっぷり入っていて、貝の旨味と甘味がつまった「あさりほたて棒」、豆腐と魚のすり身をベースに9種類の具材が入った「ひりょうず」も好評です。

揚げ油は米油を使用。油キレがよく、あっさりした味わいが特長です。揚げたて熱々のさつま揚げを、ぜひ一度食べてみてくださいね。

自宅でも楽しめる持ち帰り用もあるので、贈り物やお土産にもおすすめです。

■若松屋
[住所]三重県伊勢市宇治中之切町52
[営業時間]9時30分~17時(※季節により異なる)
[定休日]なし
「若松屋」の詳細はこちら

(画像提供:おかげ横丁)

横丁焼の店

こしあんぎっしりの伊勢の素朴なおやつ「横丁ぱんじゅう」

(画像提供:おかげ横丁)

「横丁焼の店」は、伊勢で明治時代から親しまれてきたおやつ“ぱんじゅう”が楽しめるお店です。「横丁ぱんじゅう」は、三重県産の小麦を使用した香ばしい生地の中にこしあんがぎっしり!青のりがポイントです。

抹茶の甘みと苦みが味わえる抹茶あんの他、季節ごとのあんも楽しめます。

(画像提供:おかげ横丁)
「横丁ぱんじゅう」1個 80円

抹茶や焼き芋などのバラエティー豊かなソフトクリームも!季節限定メニューも登場するので、お見逃しなく。

■横丁焼の店
[住所]三重県伊勢市宇治中之切町52
[営業時間]9時30分~17時(LO16時30分 ※季節により異なる)
[定休日]なし
「横丁焼の店」の詳細はこちら

(画像提供:おかげ横丁)

はいからさん

絶品パスタやケーキに舌鼓!オールデイ・ダイニングバル

(画像提供:おかげ横丁)

ひと際目立つ美しい洋館の「はいからさん」は、朝、昼、夕とそれぞれの時間に合わせた過ごし方ができる非日常的な空間です。カレーやオムライスなどの洋食をはじめ、三重県産の生パスタやケーキの他、三重のワインや地酒も取り揃えています。

(画像提供:おかげ横丁)
「はいからさんハンバーグ」1480円
(画像提供:おかげ横丁)
「はいからさんカレー」980円
(画像提供:おかげ横丁)
「ナポリタン」880円
(画像提供:おかげ横丁)
お店はこの階段の2階に

美しい建物は、三重県桑名市にある国の重要文化財「六華苑」を模したもの。寄せ木調の板張床・シャンデリア・出窓・飾り天井など、西洋館の雰囲気を満喫できる素敵な空間です。

(画像提供:おかげ横丁)

美しいガラス製品が並ぶ「ガラスミュージアム」も併設しています。

(画像提供:おかげ横丁)
ゆったり食事を楽しめる、広々とした明るい店内

また、毎月一日の早朝には、おすすめ料理をワンプレートにした「朔日モーニング(700円)」でおもてなしをしています。(※1月1日は除く)

■はいからさん
[住所]三重県伊勢市宇治中之切町52
[営業時間]10時~17時(LO16時30分 ※季節により異なる)
[定休日]なし
「はいからさん」の詳細はこちら

(画像提供:おかげ横丁)

じゃらん編集部  じゃらん編集部

こんにちは、じゃらん編集部です。 旅のプロである私たちが「ど~しても教えたい旅行ネタ」を みなさんにお届けします。「あっ!」と驚く地元ネタから、 現地で動けるお役立ちネタまで、幅広く紹介しますよ。

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